2024年、新たな年が始まって2カ月が経とうとしています。早いですね。あっという間でした。
1月は、初釜に始まり、その後台天目や向切りを勉強しました。2年間、初釜のお料理をお弁当持ち帰りにしていましたが、今年から、懐石をゆっくり召し上がって頂く形に戻すことが叶い、皆様とのひと時を満喫することが出来ました。とても、とても、嬉しいことでした。
御歳を重ねられた方々は口々に、「来年は来られるかどうか・・・」とおっしゃる。「そんな寂しいことは言わないで下さい」とお声を掛け、「待光庵でお迎え車を用意します(笑)」と申し上げながら「本気ですよーっ」と念押しを。身体に自信がなくなる時の不安、寂しさ、辛さを考えますと、その気持ちもよくわかります。しかし、こうしてご縁を頂き、お茶を通じて長く過ごした仲間だから、歳や身体に負けないようにホローしてゆきたいと思っております。
2月は、大炉や出炉の逆勝手を行いながら、筒茶碗や老松棗などを使って稽古を楽しみました。棚を使った場合の動きも取り入れ、逆勝手の構造を考えました。
最後の週は本勝手に戻して盆点と花月を勉強し、逆勝手と本勝手の感覚の違いを感じたところでした。
いよいよ3月、4月、きっと温かくなり花が美しく咲き乱れるでしょう。お茶も明るく進んで参りたいと思っています。
令和6年2月27日 畑中香名子


